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在学生BLOG

2025.08.26

言語を学ぶことにどんな意味があるのか?

(2025年度オープンキャンパス外国語学部説明会 学生座談会より)

英語学科 近藤陽菜さん

① なぜ上智大学の外国語学部、自分の所属学科を選びましたか?

私は留学経験や海外移住経験が全くない中で、幼い頃から日本で英語を学んできました。「日本の英語教育」や、人がどのように言語を習得するのかについてとても興味があり、それを中学校の「探究」の授業で日本の英語教育について論文を書いた際に参考にした本が、英語学科の先生方が執筆された『応用言語学から英語教育へ』という本でした。この本を読んで、英語教育をこのような学問的な視点から考えることができるのかと衝撃を受け、私も将来はこのように学びたいと思い、上智の英語学科を志望するようになりました。また、私のように帰国子女や留学経験者でなくても英語学科に所属している学生はとても多いので、そのようなイメージを持っていただけたら嬉しいです。

② 入学後どのような変化(意識、成長など)や発見がありましたか?

入学して一番感じたのは、「言語を学ぶこと」は単に英語を話せるようになること以上の意味がある、ということです。私は最初、「どうすれば英語を効果的に習得できるか」に興味がありましたが、学びを深めるうちに「そもそも言語ってなんだろう?」と考えるようになりました。今は「批判的応用言語学」という分野に取り組んでいて、英語が社会の中で差別や格差をどう生み出すか、英語という言語がどう特権的に機能しているかなど、より広い社会の視点から言語を見つめ直しています。上智の英語学科には、自分の興味の変化に柔軟に対応できる環境があると思います。

③ 研究テーマや留学、就職などについて教えてください。

上智の外国語学部では、卒業論文が必須ではないのですが、自らの学びを深めたいと思い、ゼミには必ず入りたいと考えていました。そこで選んだのが、坂本光代先生の「批判応用言語学」のゼミです。従来の「どうやって英語を習得するか」という視点ではなく、「言語が社会の中でどう作用しているか」という、より広い視点から言語を考えられる点に魅力を感じました。
また私はSummer Teaching Programという英語学科限定の英語教育ボランティアサークルでの活動や、教職課程を履修していることなどやりたいことがたくさんあり、時間的な制約があります。その中で専門的な学びの幅を広げたいと思い、副専攻という形で自分の大学での学びを設計しました。

④  さいごに、高校生に向けて、上智大学外国語学部の魅力を伝えてください。

高校生の皆さんには、「言語を学ぶこと」にどんな意味があるのか、ぜひ自分で体験してみて欲しいです。正直なところ、知識だけなら本やYouTubeで学べる時代です。でも上智の外国語学部での4年間は、知識以上に、自分の頭で考える力や社会に対する視点が育ちます。
AIが進化しても、「言語を通じて他者と向き合い、自分の意見を伝え、違いを乗り越える力」は、人間にしかないと思います。文系を選ぶなら、そして意味のある4年間を送りたいなら、上智大学の外国語学部はとても刺激的な選択になると思います。