menu close
MENU

学科長の挨拶

フランス語学科へようこそ
上智大学外国語学部 フランス語学科
テュシェ・シモン

フランス語は、フランスやスイス、ベルギーなどのヨーロッパの国々はもとより、アフリカ、北米、南米、オセアニアなど、世界中の様々な国や地域で使用されており、その話者は世界で3億人以上に上ります。フランス語の学習は、この広大なフランス語圏の世界の理解を深めるための扉を開きます。また、フランス語という言語を習得すること自体に大きな意味があります。なぜなら、日本語や英語とは異なる新しい言語を習得することは、言語の多様性と普遍性、また社会における言語の機能と役割について考え、人間の言語能力に対する理解を深める機会にもなるからです。

フランス語学科では、フランス語をしっかりと身につけるためのカリキュラムを用意しています。学科の1年生と2年生は、週10時間のフランス語の授業を通じて、話す・聞く・読む・書くの四技能を鍛えます。そして、フランス語圏の交換留学協定校の大学に留学し学習を深めることもできます。フランスの各地方だけでなく、ベルギー、スイス、ケベックなどにも協定校があり、学科生の約3分の2が上智大学の充実した留学制度を利用して主に3年生のときにフランス語圏の大学に留学します。

フランス語学科のカリキュラムのもう一つの柱は、フランス語の能力を生かし、様々な観点からフランスとフランス語圏について専門的に学ぶ授業です。歴史、思想、社会、経済、政治、国際関係、国際協力・開発、言語学など、様々な分野を専門とする教員が学科に揃っています。教員一同、フランス語の世界を探検し、視野を広げ、フランス語の学習を通して新しい世界観を身につけたい学生を歓迎します。