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メッセージ
生命倫理は、科学や技術の発達の最前線で「生命とは何か」「人間とは何か」を問うきわめてエキサイティングな学問です。安楽死、自殺幇助、不死、クローン人間、遺伝子の改変、ゲノム編集、人間のサイボーグ化、トランスヒューマン(Transhuman)等々に関する問題が扱われます。人間のあり方、生命のあり方が根本的に変わっていく時代の中で、人間とは何かを問い直しています。生命倫理を学び、知的な刺激を味わいましょう。
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主な専門分野
ドイツの現代思想、生命倫理
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担当科目
基礎ドイツ語、ドイツ語圏研究、専門読解準備コース(思想・文化)、演習(ドイツ思想)、論理の世界、生命倫理の世界、ナショナリズムと芸術、メディア・対話・レトリック(輪講)
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ゼミ(演習科目)
ゼミのテーマはドイツ思想ですが、狭い意味での哲学者の思想を扱うのではなく、ドイツや日本の様々な社会問題やそれに対する取り組み方、そこに見られる文化的背景や考え方の相違などを吟味しています。また、ドイツと日本の文化の違いを検討するために、翻訳に取り組むことも多くなっています。小説、教養書などを具体的に翻訳することで、ドイツと日本の文化の相違、考え方の相違、ドイツ語と日本語の相違などを具体的に探り出していきます。