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教員紹介

外国語学部

出口 真紀子

英語学科

出口 真紀子 教授

Deguchi Makiko

  • メッセージ
    私は文化心理学者として差別の心理学ついて研究しています。マジョリティ性を持った人々は、なぜマイノリティ側の人々の状況(構造的差別など)に対して無知・無自覚・無関心でいられるのか。差別をなくすには権力を持った側の人々の意識変革が重要で、今まで見えていなかった自身の特権を可視化することからその変革の旅が始まります。英語学科では多様な学問や視点からSocial Justice(社会的公正)の変革の担い手になる学生と一緒にいろんな社会的課題を考えて行動に繋げていきましょう!
  • 主な専門分野
    文化心理学、特権と差別の心理学、文化変容のプロセス、多文化共生、文化と自己観、人種的アイデンティティ発達モデル Cultural psychology, Psychology of Privilege and Oppression, Acculturation, Multiculturalism, Culture and the self, Culture and emotions, Racial identity development models
  • 担当科目
    文化心理学1&2 (Cultural Psychology 1 & 2)、差別の心理学 (Psychology of Discrimination)、イングリッシュ・スキルズ (English Skills) B-1, B-2、心理学の質的調査法(演習、Seminar in Qualitative Research Methods in Psychology)、立場の心理学1:マジョリティの特権を考える(全学共通科目)、立場の心理学2:特権の自覚と行動をつなぐ(全学共通、春学期の短期集中授業のみ)
  • ゼミ(演習科目)
    出口ゼミでは、質的調査法の方法論を学び、社会的公正(social justice)、文化心理学、異文化理解、多文化共生等の文脈における人々の人生経験やアイデンティティ形成のプロセスについて理解を深めることを目的とします。ゼミの進め方としては、質的調査の方法論を学びながら、同時に各学生の個人研究あるいはグループ研究を進めていきます。3年生は先行研究を読みながら、自分の関心のあるテーマを掘り下げていきます。3年生後期にデータ収集(インタビュー調査)を開始し、4年生でデータ分析を行い、書き上げます。