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メッセージ
現代ラテンアメリカ社会が抱える社会構造、特に中央権力やグローバル資本によって生活環境や人権が脅かされている人々やコミュニティに注目し、現状分析だけでなく、その背景にある歴史過程や他地域との関係にも目を向けています。特に南米コロンビアの異なる地域においてフィールドワークを続けながら、そこで得た知見を授業に還元しています。日本社会にも共通する問題があることを理解しつつラテンアメリカの現代社会を学ぶことに地域研究の意義とおもしろさがあることを知ってもらいたいと思います。
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主な専門分野
ラ米都市社会学、社会運動、連帯経済
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担当科目
「基礎イスパニア語」
「総合イスパニア語」
「西美術史概論」
「西美術史特論」
「演習(西美術)」
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ゼミ(演習科目)
「辺境からその国の社会史を見直す」という視点に立ってラテンアメリカ諸国の今日の社会問題と、それがどのように生まれてきたかを理解することをめざしています。ゼミに参加する学生は、国やテーマも多様ですが、社会的に排除を受けてきた人々や、開発に伴って生ずる様々な矛盾に対し、既存の開発政策や権力構造に対する批判的思考を深めるために様々な論文を読んでいきます。春学期の早い時期に、データベースの検索や先行研究の探し方などを学ぶ回を設けます。また、可能な限り、年に1回は国内のフィールドワークを兼ねたゼミ合宿を企画し、日本社会にある問題を知ることで、ラテンアメリカの社会問題を見る視点を養います。