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メッセージ
日本と国際的な立ち位置が類似し、多くの課題を共有しつつ、全く異なる対応を取ることが多いのがドイツ(語圏)です。なので、ドイツ語圏の社会について研究することは、異なる可能性を知って思考を柔軟にするためにも、日本の来し方行く末を考えるうえでも、きわめて意義が大きいと考えています。自分が関心あることを、ドイツ語圏を参照しつつ考えてみると、思わぬ発見があるに違いありません。
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主な専門分野
ヨーロッパ言語社会論、ドイツ語圏社会研究
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担当科目
基礎ドイツ語、ドイツ語圏研究、演習(日独社会研究)、ヨーロッパの言語と宗教、ドイツ語圏の社会と言語
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ゼミ(演習科目)
ゼミ(日独社会研究)では、歴史、環境、エネルギー、移民・難民、多言語・多文化などの日本とドイツ(語圏)に共通する課題がみられる領域から毎年、とりあげる共通テーマを選んでいます。そのテーマに関して日本語やドイツ語の文献を読み、調査することをとおして日本とドイツ(語圏)の社会に関する理解を深めるとともに調査・研究の方法を身につけることをめざします。 履修者が自らの関心を深めることが基本的な目的なので、学生は共通テーマに関連して、あるいはそれとは別にドイツ語圏社会に関する独自のテーマを自ら選択して調査を進めています。ドイツの協定校などとの遠隔合同ゼミや学外のセミナーや講演会への参加など、学外ともつながることを大切にしています。