-
メッセージ
日本から遠く離れたアフリカや中南米、一般には馴染みが薄いからこそ知りたい、学んでみたい――その国ぐに、人びと、暮らしとはどのようなものなのか? これが私の知的好奇心の原点でした。地域の主流言語圏(アフリカでは英語圏・仏語圏、中南米ではイスパニア語圏)から外れ、さらに「マイナー」な存在となっているポルトガル語圏アフリカ諸国(モザンビーク、アンゴラ等)とブラジルをおもな研究対象としています。アフリカ人やブラジルの黒人は、これまで植民地主義、人種主義に直面し、さまざまな苦難を経験してきました。その影響はいまだ拭い去れてはいませんが、彼らはその欺瞞性を鋭く見抜き、敢然と立ち向かってきました。その闘いや相互の連帯、触発こそ私の追いかけてきた研究テーマです。
-
主な専門分野
サハラ以南アフリカ地域の政治・政治史(旧ポルトガル領諸国中心)、ブラジル黒人研究(歴史・人種間関係・文化など)
-
担当科目
基礎ポルトガル語Ⅱ
、総合ポルトガル語
、ポルトガル語圏アフリカ史
、ブラジル史
、アフロ・ブラジル文化論
、現代アフリカ研究特講
、演習(アフロ・ブラジル研究)
-
ゼミ(演習科目)
サハラ以南アフリカの地域研究(政治・経済・社会・歴史など)とブラジルの黒人に関する研究全般を中心的なテーマとしますが、植民地主義、人種主義、民族・エスニシティ、ディアスポラとホームランドといった問題に関わる研究であれば、上記以外の国・地域を対象としたものをテーマとしてもかまいません。ゼミは参加する学生が主役となり、主体的に学ぶ場です。学生自身に発表・報告をしてもらい、それを受けて参加する学生・教員全体で質疑応答やディスカッションをします。個々の関心・問題意識を踏まえつつ、3年生は教員により個々に割り当てられた文献の内容を、4年生は各自が選択したテーマに関する卒論・ゼミ論の中間報告を、それぞれ発表・ディスカッションの題材とします。