menu close
MENU

留学BLOG

2026.08.31

行動の連続、出会いの連続

初めに
皆さんこんにちは。ドイツ語学科3年の村田丈治です。私は在外履修の初めの1学期間をフライブルクというドイツの西南に位置する自然に囲まれた町で、そして現在の2学期目では場所を変えケルンというドイツの5大都市にも含まれる街に留学しています。2つの都市での留学生活では出会いの連続、出会い過ぎというほどに多くの人との出会いが私を待っていました。もちろんそれに加え、厳しい寒さとエアコンのない猛暑の夏も待ち受けていましたが…
現在7月上旬のドイツは、意外にも35℃を超えた6月下旬よりも気温が落ち着き、暮らしやすい天気が続いています。この過ごしやすい天気が続くことを願いつつ、本日は、私が行った2つの都市での留学生活での様々な体験を振り返りながら、私のドイツでのかけがえのない出会いと私が大切にしていた考えについてお伝えしたいと思います。

緑に包まれた町フライブルクでのめぐりあわせ
フライブルクという町はドイツの西南に位置する自然豊かな学生街です。現地の学生はもちろん、欧州などからの留学生も多く、フライブルク大学では英語の授業が多く開講されています。そして、ドイツといったら、この街並みという綺麗な旧市街があるとともに、自転車利用者がとても多く、環境先進都市としてフライブルクは有名です。
しかしフライブルクの綺麗な街並みも目に入ってこないほど私は留学初日、滞在許可や住民登録について不安でいっぱいでした。そんなときに、住民登録について私が尋ねたフラットメイトが「昼ごはん作ったけど食べる?」と、一緒に昼食を食べてくれたことで心の安定を取り戻したことを今でも覚えています。これが、私のドイツでの初めての出会いであり、ドイツ留学の始まりでした。その後は授業も始まり毎日がむしゃらに予習、復習を繰り返し、時にはフランスのストラスブールやコルマール、スイスも近いのでスイスに旅行するなど毎日を楽しみつつ、授業には本気で取り組んでいました。また、週に1回行われる「マルチリンガルカフェ」という留学生同士が言語や文化交流を行うイベントにも参加していました。それでも私の中で「ドイツ語ってこのままで伸びるのかな」と、ふと、不安に駆られることが多くなったのです。ここでも人と関わることが私のドイツ語力を伸ばす鍵でした。その出会いこそが、私のタンデムパートナー(タンデムとは互いの母語を教え合うこと)との出会いです。タンデムパートナーと一緒に日独タンデムグループを作り、実際に日本語母語話者とドイツ語母語話者とで、毎週文化・言語交流を行いました。その結果、ドイツ人の知り合いができ、交流がより活発になったことで自身のドイツ語力の伸びを感じることが出来ました。私がタンデムグループを提案した時にいいね!と言ってくれたタンデムパートナーに今でもとても感謝しています。
フライブルクでの多くの出会いは不安だった私の留学生活を変えてくれました。そして私に挑戦までさせてくれるほど温かい環境がフライブルクにはありました。緑に囲まれ、学生が多く、寛容なフライブルクでの生活は、皆さんが挑戦したいことを快く受け止めてくれる場所であると私は思います。

フラットメイトとの親睦会

家の裏にある湖とフライブルクの景色

 

ケルンの街について
場所は変わりケルンという私がドイツ留学後半を暮らした都市について皆さんに簡単にお伝えしたいと思います。ケルンは何といっても、まず世界遺産のケルン大聖堂が有名で、その大きさや迫力は凄まじいです。また、ドイツの中で一番移民が多い州であるノルトライン=ヴェストファーレン州に属しており、私は生活をしている中で自身がマイノリティであると感じたことはありません。そして、カーニバルの開催地としても有名な都市でもあるのです!そのケルンにあるのが私の留学先大学であるケルン大学です。ケルン大学はドイツで2番目に古い大学です。そして学生数も約43,600人、留学生数も多いことで有名です。そして日本語クラスだけでなく、日本語学科があり日本文化に興味のある学生も多く在籍しているため日本語学科が企画してくれるイベントも多いのです。

ライン川沿いから見える景色

ケルンにある動物園

ケルンへの挑戦
そんなケルンにて私は現在ドイツでの2学期目を過ごしています。私はより多くの人に出会い、自身の視野をさらに広げたいと考え、1学期ごとに大学を変えるという挑戦をしました。一から友達を作る事に対して不安になる時もありましたが、自分が決めたことは全うしようという自身の軸を持ち、新たな場所「ケルン」でも常に自分から行動することを意識しました。最初に私がケルンにて参加したイベントは、Stammtisch(交流会)という日本語学科が主催する交流イベントです。そこに飛び入り参加をし、ドイツ人や日本人の方とお話をしました。そして、そこで出会った日本人の方と仲良くなり後日お花見にも誘っていただき、今では何でも話すことが出来るドイツ人の友人とも出会いました。この点から私は、日本人との繋がりはドイツ語を伸ばすためには避けるべきとおっしゃる方もいますが、私は日本人であろうと何人であろうと1つ1つの出会いを大切にすることが大切であると思います。そしてその他にも、私は留学生や正規生が参加できるイベントの企画・運営を行うESN Kölnという団体に応募し、主催者側として企画運営に携わったり、日本語ボランティアやお掃除ボランティアに参加したりするなどより多くの人々と関わる機会を持とうと自身で出会いの流れを生み出し続けました。これが私のケルンでの挑戦です。
ケルンはドイツの中でも特に多様性に富む都市であり、多くの人の意見が尊重され、様々な人々が共に住んでいます。そのため留学先としてもケルンはぴったりな都市です。留学先で悩んでいる方はぜひケルンも視野に入れて考えてみてください。きっと、皆さんの世界を広げてくれる実りある留学生活が待っています。

 

ドイツからの出国前最後に友人と遊んだ際の写真

 

最後に
上記で述べた私の体験は私が多くの人と出会うために考えた1つの方法であり、他にも色々な方法で多様な人と関わる事ができると思います。しかし、まず自分から色々なところに飛び込み、そこで得られる出会いを大切にしていくことで皆さんの留学も素敵なものになっていくことに間違いありません。ボランティアや団体に所属しなくてはならないと躍起にならなくても、機会はどこにでも転がっているのです。1つ1つの機会や出会いを大切にすることで自分の視野や世界は自然と広がっていくと私は自身の経験から考えます。最後に、これから留学に行く皆さん、そして留学を考えている皆さんの留学が楽しく実りあるものになることを願っています。