menu close
MENU

留学BLOG

2025.03.11

ブラジル留学体験記「非日常が日常となることである学び」

私は2023年の春学期から1年間、ブラジルのリオグランデドスル・カトリック大学、に交換留学をしていました。ブラジルに交換留学をしようと考えた動機としては高校時代より音楽を中心としたブラジル文化が好きだったこと、そして授業だけでなく日常でも全てがポルトガル語の環境で学ぶことで自らを成長したいと思ったことがきっかけです。

交換留学先のリオグランドスル・カトリック大学はブラジル南部のリオグランデドスル州の都市ポルト・アレグレに位置します。この街はヨーロッパ系の移民が多く、ガウーショと呼ばれる独自の文化が息づいている地域です。南部に位置するリオグランデドスル州は日本に近い四季があり、留学を通じてブラジルにおいてもかなり独特な地域での暮らしを体感することができました。

リオグランデドスル・カトリック大学は正式名称をPontifícia Universidade Católica do Rio Grande do Sul(教皇府立リオグランデドスル・カトリック大学)。現地では略してPUCRS(プーキ・エヒエシ)と呼ばれ、敷地内に病院や20を超えるレストランとカフェ、本屋、複合スポーツセンターなどが併設されたブラジル国内有数の私立大学です。

大学では人文学部に所属し歴史学や文化学、ポルトガル語の講義を中心に受講しました。私が履修した講義は1クラスの参加者が多くても30人程度、基本的には10〜20人前後であり、日本以上に授業への積極的な参加が求められ、かつ自ら疑問や質問をしないとすぐにおいていかれるなという印象を最初に持ちました。

特に記憶に残っている講義は1学期目に受講した植民地ブラジル史の講義です。これは毎回ポルトガル語で書かれた文献を40ページほど読み込み、かつ発言などの参加が求められる難度の高いものでしたが、それ以上にポルトガル語力が成長し、ブラジルがブラジルたる所以を断片的にでも理解することができたという点で貴重な経験になりました。

授業のみならず日常生活も全てがポルトガル語という環境での暮らしは最初こそ大変であり、ホームシックになりかけることもありましたが、暮らしていた寮や大学で出会ったフレンドリーで人情味あふれた尊敬すべきブラジル人の友人たちや留学生友達のおかげもあり二ヶ月経つ頃には毎日が発見や気づきに溢れた楽しい日常を送れるようになりました。

地球の裏での留学生活は得難い経験と友人を私に与えてくれ、またポジティブに生きることと知的好奇心を持ち続けることの重要性に気づく良いきっかけにもなりました。

K.K(リオグランデドスル・カトリック大学)

Ibere Camargo博物館からみたグアイバ湖畔のポルトアレグレの景色