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留学BLOG

2025.06.02

My Aussie Chapter -憧れのオーストラリア!-

こんにちは!ロシア語学科3年生の小澤知葉です。

私は3年生になる前の春休みから、オーストラリア・ビクトリア州メルボルンにあるRMIT Universityに交換留学しています。留学期間は半年間と1年間から選べましたが、上智大学で学ぶ時間も確保したかったため、半年間を選びました。このブログでは、私の留学体験や現地の生活について、少しでも皆さんにお伝えできればと思います。

RMIT University


【なぜ英語圏?】
「ロシア語学科生なのに、なぜ英語圏?」と思う方もいるかもしれません。私が英語圏、特にRMITを選んだのは、昔から「英語圏でも学んでみたい」という憧れがあったことに加え、言語学や翻訳についてさらに深く学びたいと考えたからです。英語やロシア語だけではなく、言語そのものの構造や、子どもがどのように言語を身につけていくのか、そして翻訳の実践についても強い関心がありました。RMITは、こうした分野を専門的に学ぶのによい環境でした。また、オーストラリアは治安が良く、多文化が共生する社会である点も、留学先として魅力的でした。

【留学生活のリアル】
物価や寮生活、休日の過ごし方など、日本とは少し違うオーストラリアでの生活についてご紹介します。
メルボルンには本当にさまざまな国籍の人々が暮らしており、多様な文化が共存しています。そのため、世界各国のレストランや、さまざまな国のインスタント食品が手に入るスーパーも豊富にあります。Melbourne Central駅周辺にはアジアンスーパーも多く、日本の商品も手に入ります(価格は日本の2倍ほどですが…)。日用品や食べ物の調達には困りません。
「メルボルンはコーヒーが美味しい」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。実際、街中にはおしゃれなカフェやコーヒーショップがたくさんあり、最近は「抹茶」ドリンクも流行っていて、若者に大人気です!

Market Lane Coffeeにて

Fabianにて抹茶ラテを注文(右下)


私は学生寮で1人暮らしをしています。留学生が多く住んでいるので安心感がありますが、オーストラリアは物価が高いのが悩みどころです。家賃や買い物の出費も大きく、外食は最低でも1A10(1000円弱)かかるのが一般的です。節約のため、私は普段からスーパーで食材を調達し、寮で自炊することが多いです。

休みの日には、友達と海に出かけたり、自然豊かな公園を散策したりしています。心がほっとできる場所が多いのも、オーストラリアの大きな魅力のひとつです。
特にお気に入りなのが、広々としたSt Kilda Beachです。ここは気分転換にぴったりの場所で、夏の晴れた日には友達とよく遊びに行きました。夕方には、写真のような美しいサンセットを見ることができます。また、近くにはピエロの顔が特徴的なLuna Parkという遊園地があり、観光スポットしても有名です。初めて見たときは、その迫力あるピエロの顔に驚きました!
秋には、メルボルン市内から少し離れたMacedonという場所にも足を運びました。公園では、紅葉の下で家族連れがピクニックを楽しんでいて、とても賑やかな雰囲気でした。

ちなみに、メルボルンでは突然雨が降ることがよくあります。しかし、よほど強い雨でない限り、現地の人はあまり傘を差しません。日本人は霧雨でも傘を差す人が多いので、この違いはおもしろいなと感じました。

St Kilda Beachから見える夕日

Luna Parkの入口

Macedonの紅葉


【最後に】
オーストラリアに来てからも、ロシア語の勉強は自分で継続しています。日本語だけではなく、英語やロシア語も使えることで、現地の人々と多言語で会話を楽しんだり、異なる文化や考え方に直接触れたりする機会が増え、自分の世界が大きく広がっていると実感しています。

 上智大学では専攻に関係なく、さまざまな地域への留学が可能です。ロシア語学科生もロシア語圏だけではなく、幅広い選択肢から自分に合った留学先を選択できます。地域や言語、期間など多様なプログラムが用意されているため、自分の興味や目標に合わせた留学が実現しやすい環境が整っています。
英語もロシア語も好き、あるいは興味があるという方には、ロシア語学科生としてオーストラリアに留学するという選択肢もあることを伝えたいです。言語を学ぶことで、これまで知らなかった世界やさまざまな人との出会いがあることを、ぜひ経験してほしいと思います。