Viele Grüße aus Berlin! こんにちは!

現在ベルリン自由大学で在外履修を行っている、ドイツ語学科2年生の星日呂斗です。このブログを書いているのは12月ごろ、ドイツではAdvent(*待降節 キリスト教においては、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間)に突入してクリスマスシーズン真っ盛りといった感じです。ベルリンでの生活は本当にあっという間で、気が付くと約7ヶ月間の留学生活の約半分が過ぎようとしています……
さて皆さん! 「ドイツ」と聞くとどのようなイメージを持つでしょうか? ノイシュバンシュタイン城のような中世のお城、ライン川沿いの歴史ある街並みやビール、ソーセージなどでしょうか。でも実はベルリンはドイツの首都ながらこのようなものがない都市なのです。このあと書きますがある意味でのカオスっぷり、ある意味でドイツらしくない、またもちろん日本とは違った都会での暮らしが待っています。ベルリンを訪ねてきた、他都市に留学中のドイツ語学科の友人誰しもがベルリンでの生活を羨ましがって帰っていくほど、魅力的な都市です。下の写真を見てみてください。都市にあふれる緑もベルリンの特徴です。さらにはベルリンの壁などに代表される世界大戦期から冷戦期の話題は言うまでもないでしょう。このように、自然があふれる都市、また歴史的に重要である都市であるということが体育会ワンダーフォーゲル部という登山をする部活に入っており、自然が好きな(ベルリン周辺には山はないのですが……)、またドイツの戦間期や戦後の歴史に興味がある僕にとってベルリン自由大学を在外履修先に選んだ理由でした。
今回はそんなベルリンでの留学生活について、少しでも皆さんにとって実感が湧く形でお伝えできればと考えています。

Tiergarten:中心部に広がる広大な公園です

Wannsee:郊外にある広大な湖です
実際に生活していると日本では絶対に経験できないようなことが起きます。路上ライブはいろいろなところでやっていますし、電車に乗り込んできてサックスを演奏しだす人までいます。ベルリンで1番の大通りを閉鎖してデモも行われていましたし、大学の図書館も1度ストライキをしていました。また年末には路上で打ち上げ花火があげられさながら戦場のよう。寮の近くの仲良くなったケバブ屋さんとは連絡先も交換しました。想像していたヨーロッパの治安や人種差別のイメージとは異なり、多少気になる部分はあるものの、そこまでの不安を感じたことはないですし、それよりもそんな自由なドイツの雰囲気がとても気に入っています。しかーし! ドイツ人は日本人と同じで「まじめである」 といわれることが多いかと思いますが、Deutsche Bahn(ドイツ鉄道)だけは日本にいるときから聞き及んでいた通り? 頻繁に遅延はするわ、いきなり運転打ち切りになるわ、散々なものです。さらにバスは時々定刻より早く出発するし、全く困ったものです…… 最近うれしいことの1つに街中で聞こえてくるドイツ語が少しだけ? 分かるようになってきたということがあります。お店での注文はもちろんのこと電車でのアナウンスなど実際のドイツ語が話されるスピードはとても速いです。またベルリンは現地人いわく、標準ドイツ語と比べなまっているらしく、聞き取るのが初めはとても難しかったです。最近では„Vorsicht bei der Einfahrt“
(電車が来るのでご注意ください) など駅のアナウンスの真似をするようになっています。(笑) 日常的な単語などを学べることが留学での重要な学びの1つだと実感しています。個人差はあると思うのですが、「3ヶ月もあれば人は様々な意味で新しい環境に慣れるものなんだな」と初めて親元を離れた身ながらに感じています。 実際に暮らしてみて僕はベルリンが大好きになっています!

大学近くの栄えている地区、Steglitz
もちろん学生の本分は勉強! ということで実際にどのような大学生活を送っているのか紹介します。
ベルリン自由大学(Freie Universität Berlin) はベルリンの少し郊外にある大学なのですが、上智とは違い街一帯が大学になっている感じで、日本語学科の研究室は普通の一軒家のような建物にあったりもします。
実際の授業は、講義が多い日本の大学のスタイルとは異なり、ゼミナール(少人数の授業) 形式がとられている授業がたくさんあり、授業中も自分から発言する機会が多く、日々とても学びになっています。
僕は週2回のドイツ語の授業といくつか英語やドイツ語で開講されている授業を履修しているのですが、例えばベルリンらしくReading Hitlerという授業では毎週ヒトラーに関連する伝記を読み、第二次世界大戦に至るまでの一連の事件を彼の性格や考えなど個人的な要素などを結び付けながら学んでいます。「大戦期におけるヒトラーの個人的責任」 を考えることがこの授業のメインテーマとなっています。さらにこの授業では課外学習の機会が複数回設けられており、国会議事堂やナチス関連の展示など、様々な場所へツアーとして参加することができ、実際にベルリンの歴史を肌で感じることが出来ています。また、通常の授業とは別に現地の日本学科の学生が履修する日本語の授業にも参加させてもらっていて、授業内で行われるプレゼンテーション(例えば日本のツッコミ文化や恋愛文化がテーマです) で普段は知れないような視点を得ることができます。
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ドイツ語の授業風景です。練習問題を解いているところです。

僕のプレゼンの様子をクラスメイトが撮ってくれました。
せっかくヨーロッパにいるのだからいろいろな都市にいかなければ! ということで日々授業と授業の合間を縫ってはあちこちを旅行しています。 特にドイツ国内に限って言えばすでにほぼすべての主要都市に行ったといっても過言ではないくらい沢山の都市(ざっと30都市ぐらい)を訪れました。
クリスマス期間中ということでドレスデン、シュトゥットガルト、ニュルンベルクの三大クリスマスマーケットを含め、様々な都市のマーケットを巡っています。そこで、移動はドイツ鉄道にお世話になっているのですが、もちろん電車は遅延するので(!)、 ひどかった時には23時到着予定の旅程が電車の接続ミスなどで、まさかの深夜2時到着となったこともあり、さすがの僕も勘弁してくれと思うことが多々……。先日マップアプリの移動距離の記録を見て自分でも驚いたのですが、11月は3,000km程度を1か月で移動していました…… おおよそ日本の端から端まで移動するのとほぼ同じ距離らしいのですが、これもドイツの大学生に支給されるドイツのローカル線が乗り放題になるドイチュランドチケットという定期券のおかげです! 450kmぐらい離れたニュルンベルクも電車を乗り継いで7時間で辿り着きました。

ベルリンのクリスマスマーケットで現地の日本人の友人たちと。

1番のお気に入り、ドレスデンのクリスマスマーケット

旅のお供RE(地域快速列車)

某巨人アニメの聖地ネルトリンゲン
最後に少しだけ、僕のおすすめベルリン観光スポットを紹介します。
この記事を読んでくださっている方はベルリンに訪れた際はぜひ行ってみてくださいね!

滑走路の中心から
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現在ベルリンに空路を使ってアクセスするにはブランデンブルク空港を使います。ここは以前使われていた空港のうちの1つ、テンペルホーフ空港の跡地で、空港が丸ごと公園になっています。写真のように広大な滑走路の上を歩くことができ、夏の時期にはカイトフェスティバルも開催され、ベルリン市民の憩いの場となっています!

実はベルリンには世界一と称されるオーケストラがあります! それがBerliner Philharmoniker。その本拠地であるBerliner Philharmonieのコンサートホールでは、定期的にコンサートをやっていて、学生なら割引価格でチケットを取ることもできます。僕も実際に何回か行っているのですが、とても素晴らしい体験が出来ました。

第二次世界大戦時の影響で数多くの歴史的建造物が破壊されてしまったベルリンですが、戦争による全焼を免れたのがこのシャルロッテンブルク宮殿です。この宮殿は初代プロイセン王フリードリヒ1世によって建てられたもので、バロックやロココなどの様々な様式の部屋を見ることができる貴重な場所になっています。